アラサー独身フリーターの隠れ妊活

東京都在住気づいたらアラサーだったけど、結婚してない、バリバリ仕事しているキャリアウーマンてわけでもない

結婚に明るいイメージが持てない 

どうしても結婚に明るいイメージがもてない。

 

その原因のひとつは、自分の両親が夫婦仲がとても悪かったということだと思います。

 

専業主婦の母と、製薬会社に勤める父。

 

両親はお見合い結婚で、母は昔から「別に結婚したくなかったけど、おばあちゃん(私の祖母)にお見合いさせられてしかたなく結婚することにした。父は好きだからではなく、害がなさそうな人だったので悪くないと思った。」とよく言っていた。

 

家族で遊びに行った記憶はほとんどなく、「父・姉・わたし」もしくは「母・姉・わたし」という組み合わせで、とにかく家族4人で仲良く旅行とかおでかけというのはほぼ記憶にない。

家族4人で出かけるのは、特に会話がないファミレスでの外食が週に一回ある程度。

父と母が業務的な会話以外で話しているのは一度も記憶にないっていうくらい。

両親が仲良くしているところを、本当に見たことがなかったです。

 

母はずっと父の悪口を言っていたし、好きで結婚したんじゃないからと言っていて。

正直、あんまり結婚にいいイメージがもてませんでした。

 

一番身近な先輩である親が、あまり結婚生活がうまくいっていないこともあり、

自分が結婚して、うまくいくイメージが全く沸かない。

結婚のメリットって何なんだろう…と思っていました。

 

よほど好きな人だったらいいのかもしれないけれど、そんな、この人と一生一緒に生きていきたい!なんて思える人と出会える気もしないし。

 

シングルだと、子供が可哀そうってよく言いますが、うちの場合は両親の仲が悪かったので、子供の頃から「そんなに嫌なら早く離婚すればいいのに」と思っていました。

でも、母は専業主婦でほとんど働いたこともなかったので、経済的な理由で、離婚できなかったのだと思います。

 

一方、父は父で、母が父のことを本気で嫌っているのも理解できず、非常に楽観的にとらえていて、離婚したがっているなんてまったく気づいていませんでした。

 

これはもちろん、ひとり親家庭で育ったらまた感想は違うと思いますが、私の実感としては、父親はいてもいなくてもよかったという感じでした。

 

ほとんど単身赴任で一緒に暮らしていなかったので、父の存在感も薄かったし。

両親がいるから幸せな家庭かっていうとそうじゃないし、ひとり親だから可哀そうかっていうとそうじゃないと思います。

幸せな家庭、平和な家庭、穏やかな家庭というのは、両親ともいるか片親かということでは決らないんじゃないかなと個人的には思います。

 

 

そんな思いもあって、結婚は、正直できなくてもいいかな…

でも、子どもはほしいな…と考えたりするようになりました。

 

「結婚はしたくない 子供は欲しい」

 

で検索しては、同じ気持ちの女性を探して、慰められていたりしました。

 

シングルマザーで子供を産むという決断をした、アラフォー女性のブログを一時期よくみていました。

彼女は、そこそこ稼ぎのある自立した女性で、離婚したとかではなくて最初からシングルを選択して、妊活して子供を授かって産んだようでした。

 

そういう方がいるというのは知っていたけれど、実際にやるとなるとものすごい勇気のいることだろうな…。

でもこういう選択もあるんだなと、とても心強く思えました。