隠れ妊活は失敗にて終了→同棲解消を決意
なんやかんや、こそこそと、あがいてみたものの妊娠はできなかった。
彼は「元カノと避妊せずにしていたけど妊娠したことはなかった」ので、膣外射精なら妊娠しないと信じてる人でした。
そもそも、彼は子供ができにくい体質なのかもしれない。
わたしとの相性の問題かもしれない。
とにかく、事実婚と姓を変えたくない問題(過去記事参照)もこじれにこじれてしまい、私たちの関係もさらに悪化していたし、これ以上進展もなく関係を継続していくの難しくなっていました。
話し合えば、お互いに歩み寄れば、分かり合えるのではないかと思っていたけど、そもそも話し合うためには、それなりに相手に話し合うスキルが必要で、理解しあうための双方の努力が必要。
まして男と女では、求めるものを違う感覚も違う。
女性とは少ない言葉でも分かり合えることが、男性とはどんなに言葉にしても伝わらないということを痛感しました。
(男性女性でひとくくりにしてしまうのもどうかと思うのですが)
もう無理だな…
同棲を解消して出ていくしかないな…と思っていました。
それでも気持ち悪い話だけど、心のどこかでもしかしたら
「それでも君じゃないとだめだから、俺が変わるから」
と言ってくれるかもしれない…と期待している自分がいました。
本当に自分でもあきれるけど…もう修復は難しいと思いながらも、手を離す勇気がありませんでした。
けれど、彼から出た言葉は「出ていくのは保留にしてほしい」でした。
は?…保留? ほ…保留??
…これが現実か。
そんなに簡単に人の考え方なんて変わらない。
「自分は変われないけれど、寂しいので離れたくはない、出ていかないでくれ」ってことだよね。
とても辛くて、結構泣きました。
予想していたより、きつかったです。
もう限界なんだなと。
保留されて、なんの進展もなく歳をとっていくのはわたしは耐えられませんでした。
その時ちょうど、逃げ恥が放送しているときだったので、自分の状況と主人公が重なって、泣きながらドラマを見ていました。
平匡さんとみくりさんみたいに、話し合って思いやりあって、越えられたらどんなにいいだろうと思った。
普通じゃなくてもいい、自分たちなりの夫婦の在り方でいい、こざかしい女でもいいと思ってもらえなかった。わたしは。
子供ができなくても、彼のそばにいたいと思えたらよかった。
結婚して彼の名字になれるのを喜べる女だったらよかった。
専業主婦になって、忙しい自営業の彼を家で支える妻になれたらよかった。
たられば言ってもしょうがないことはわかっていました。
妊娠できなかったし。
3年付き合って同棲までした彼氏とついに別れることにしました。
同棲を解消して実家(埼玉)に戻ることに決めました。