まったく話を聞かなくなった彼
毎日毎日仕事で忙しく、心に余裕がないのか、全く話を聞いてくれなくなった同棲中の彼。
昔は、なかなか言いたいことが言えない私の思いをくんで先回りして話を聞いてくれる人だったのに…。
こんなに人って変わるんだなあ。
なんでなんだろう。
釣った魚には餌をやらないってことなのか。
男性の気持ちはよくわからない。
話をもっと聞いてほしいと申し出たこともあるけど、その後、特に改善されることはなかったし。
向こうから話しかけてくることはあり、自分の興味のあることについては楽しそうに話したりするけど、私の方から話しかけても、全然聞いてない。
困ったことがあるとすぐグーグル検索する私は、話を聞いてくれない男性にどうしたら話を聞いてもらえるのか、めっちゃリサーチ…。
「男性は一度に一つのことしかできないから、何かしているときに話しかけてもだめ」と知ってタイミングを伺うも、人って何もしてないときって…あんまりなくないか…?
いつなら話しかけていいの?!
結局、タイミングを計りながら話しかけてみるが、うまくいかず。
そして私のもやもやは募っていく一方。
こんなに話がうまくいかないってあるの?っていうくらい、絶望的に思っていました。
彼はどう思っていたのだろう。
長く一緒にいると、こうなってしまうものなんだろうか。
彼はどんなつもりで私と一緒にいるのだろうと、本当によくわからない。
心が病んで、情緒もおかしかったのに、彼は私のことを好きだと言っている。
働けなくなっても、働けとか頑張れとか言わずにいてくれる。
そんな彼にとても感謝しているし、優しい人だと思っていました。
今考えると、体がしんどくて動けないことや、働けないことへの負い目、これがいつまで続くんだろうと思い悩んでいたこと、わたしがつらい思いをしていた事すべてに、彼は鈍感だったから私と一緒にいられたのかなとも思う。
彼がつらい時には私が支えたいと思ってた。
彼の仕事がうまくいくように、できることがあれば助けたいと思ってた。
そして私のつらい時には支えてほしかった。
弱いわたしを少しでも理解して、一緒にいてほしいと思ってた。
けれど、私が何を考えてるかなんて、彼にとっては全然わかんない、興味ないことで。
私に助けてほしいなんて思っていなくて、彼はわたしを可愛がれればそれでいいんだろうなと、感じました。
ご飯をおごってあげたり、洋服を買ってあげたり、生活費を助けてあげたり、彼にとってわたしは被保護者で、愛玩用なんだなと。
支えあうパートナーになりたかったわたしと、わたしを可愛がりたいだけの彼。
お互いに相手に求めたいもの、求められたいものが違うんだなあと思い、限界を感じ始めていました。