アラサーという病。いきなり芽生えた、早く産まなきゃという焦り。
アラサーという病…。
子供のころから、夢はお嫁さん!とかいうタイプの女性もますが、わたしは全くその逆。
昔から、結婚なんてしなくていい、興味ない、子供も好きじゃないし産まなくてもいい、と思っていました。
それなのに。
これは人間の生殖本能がそうさせるのか…なんなのか。
このままぼーっとしていたら、子供を産める時期が過ぎてしまう!と気づいてから、出産できる年齢を過ぎてから後悔したくない!産めるなら産みたい!と思うようになってしまいました。
自分がこんなに結婚や出産に執着する人間になるなんて、想像もしていませんでした。
たまたまヴィレヴァンで気になって立ち読みしてしまった、医師が書いた本。
そこには、40過ぎてから不妊治療したいという人がごまんと来るが、卵子がもうなくなってしまっていたら、妊娠なんてできないよと。
その時に来ても遅いんだよ、と書かれていました…。
その本には、年齢を重ねるごとの卵子の減少率が書かれており、何歳になると生まれもった卵子の何パーセント、何歳になると何パーセント、と書かれていて、
その数字が私にとってはとても衝撃的で、おもわず姉にメールしました。
え…35歳越えたらもうわずかな卵子しか女性の体には残っていないの…?と恐怖にも似た感情が芽生えていました。
(かなり衝撃的な数字だったのだが、正確には覚えていないので、気になる方は調べてみてください…)
今が一番若いんだから…これから歳をとって、妊娠しにくくなる一方なんだ。
ていうか私ってそもそも…妊娠できるのかな…?
たとえ好きな人と結婚できたとして、相手も子供をほしがったとして、それから子づくりしたとして、子供ができる体かどうかもそもそも分かんないじゃん。
好きな人と結婚して、自然に妊娠できて、無事に出産できて、子育できてる人って奇跡じゃん。
自分にはなんだかとても遠い道のりのように思えました。